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トイレの仕組み:TOTO

2013年06月18日 担当:suidousetubiadmin

●トイレ:各部の名称
一見複雑そうに見えるトイレの内部ですが、しくみは意外と簡単です。
いざという時の為に、各部の名称と役割、そして水が出たり、止まったりする構造をよく理解しましょう。
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●便器について
大きく分けると腰掛便器(洋風便器とも呼ばれています)と和風便器の2種類。
腰掛け便器を中心に説明します。
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【水たまり】
便器の水たまりには、下水管とトイレ内を遮断し、臭気が上がってくるのを防ぐ役割と、便器への汚物付着を防ぐ役割があります。水たまりの水位は排水路の「せき」によって決まるため、量を多くしたり、少なくしたりといった調節はできません。
【排水路】
汚物を洗浄水とともに排出させる便器内の通路のこと。径が大きいほどつまりにくくなりますが、限られた水量で排水させるため、むやみに大きくはできません。このため便器に流せるものの種類や大きさには限界があります。
●タンクについて
タンクにはいくつかの種類がありますが、水を出したり、止めたりするしくみはだいたい同じです。しくみさえ理解すれば、修理も意外と簡単です。
<タンクの形>
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<タンクのしくみと部品の名称>
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【ボールタップ】
浮玉が下がれば給水し、浮玉が上がれば水を止めます。
 
【オーバーフロー管】
ボールタップが故障した場合、タンクの外へ水があふれるのを防ぐため、この管から便器へ水を逃します。
 
【フロートバルブ】
フロートバルブの開閉により、タンク内の水を便器へ流したり、止めたりします。このフロートバルブには、レバーハンドルと連動する鎖がついています。
 
【止水栓】
修理前に水にを止めたり、水の勢いを調節する役割を果たします。
 
<タンクのふたの外し方>
〜手洗付タンクの場合〜
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【タンクふたを持ち上げるだけでは外れないタイプ】
まずタンクのフタを垂直に持ち上げます。持ち上げるだけで外れるタイプもあります。持ち上げるだけでは外れないタイプは、手洗金具とボールタップのじゃばら管接続している部分のナットを、手で左(反時計まわり)にまわすと外れます。
 
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【タンクふたを持ち上げるだけで外れるタイプ】
レステォカ・CSRシリーズ
(タンクふた内側に樹脂カバーがあるタイプ)の場合
〜手洗いなしタンクの場合〜
タンクふたを垂直に持ち上げると外れます。
 
!!!注意!!!
タンクふたは落とさないように注意する。
破損してけがをするおそれがあります。
 
●水が流れるしくみ
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