日々是好日


ここはかぐらば、日本のふるさと【伊勢】

2013年10月06日 担当:suidousetubiadmin

全国八万数千に広がる神社のほとんどを統括する神社本庁が仰ぐのが伊勢神宮です。
「お伊勢さん」「伊勢神宮」と呼ばれる伊勢の神宮の正式名称は「神宮」。
神宮は天照大御神お祀りする皇大神宮(内宮)と豊受大御神をお祀りする豊受大神宮(外宮)を正宮として十四の別宮と109の摂社、末社、所管社を合わせて125社から成り立っています。
天照大御神が伊勢の地にお祀りされて二千余年。
古来の文化を変わることなく守り、受け継いできた神宮は心のふるさととして訪れる人々をあたたかく迎え入れてきました。
自然を愛し、先祖を敬う心を原点とする日本の文化もここ伊勢の地を源としているといえます。
変わることのない永遠の姿に思いを馳せて造られた「千の杜」でいにしえの薫りを感じるひとときをどうぞお愉しみください。
 
伊勢カグラバリゾート「千の杜」での食事もご紹介します。
見た目も鮮やかでどれも美味しいです。
献立
前菜:吹き寄せ盛り
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お造里:伊勢海老姿造里他
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焼物:鮑バター焼
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台物:松坂牛サイコロステーキ
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サラダ:松坂牛冷しゃぶサラダ
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蒸物:茶碗蒸
油物:お好み天婦羅
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御飯:白飯又は伊勢うどん
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止椀:青汁仕立て
香物:三種盛
水菓子
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1月【睦月】
歳旦祭:内宮・外宮で行われる新年のはじめの神事。若水を汲み、 神饌をお供えする。前日の大晦日には大祓が行われ、身も心も清らかにして歳旦祭を迎える。
元始祭:皇位の元始を祝い、国家国民の反映を祈るお祭り。戦前は一般の祝祭日だった。皇居では現在も天皇が宮中三殿において自ら主宰する「親祭」として、祭事が行われる。
昭和天皇祭遥拝:先帝のおかくれになられた日、宮中皇霊殿でご親祭あらせられるにつき、新宮でも遥拝式を行う。
一月十一日御饌:両正宮をはじめとする諸宮社におまつりするすべての神々に神饌=お食事をお供えし、舞楽が奉奏される。続いて五丈殿で舞楽が奉奏される。
 
2月【如月】
建国記念祭:我が国の建国のはじめをお祝いし、両宮をはじめ諸宮社に大御饌をお供えしてお祭りを執り行い国の平安と発展をお祈りする。
祈年祭:正しくは「としごいのまつり」といい、神饌を奉り五穀の豊かな稔りをお祈りする大御饌の儀と、勅使(天皇の使い)が参向して奉仕される奉幣の儀の2つのお祭りが行われる。
 
3月【弥生】
春季皇霊祭遥拝:皇居の皇霊殿で皇祖皇宗をお祭りになるに際して、神宮でも遥拝式を行う。
御園際:野菜・果物などの豊作を祈願する、十月の神嘗祭に向けてのお祭り。
 
4月【卯月】
神田下種祭:神嘗祭付属のお祭りで、神嘗祭をはじめ諸祭典にお供えするご料米の稲種を神田にはじめて下し奉るお祭り。
神武天皇祭遥拝:神武天皇のおかくれの日、宮中皇霊殿にてご親祭が行われるにあたり、神宮でも遥拝式を行う。
 
5月【五月】
神田御田植初:神嘗祭付属のお祭り。神嘗祭をはじめ諸祭典にお供えするご料米稲種を神田にはじめて下し奉るお祭り。
神御衣祭:天照大神の衣替えのお祭り。皇大神宮と荒祭宮に和妙(絹)、荒妙(麻)の2種の神御衣を奉る。夏の御料を反物のまま縫い糸や針を添えて奉る。
 
6月【水無月】
御酒殿祭:6月に行われる月次祭の御料酒醸造の成功を祈る。
月次祭:神嘗祭、12月の月次祭と共に三節祭と呼ばれる最も重要な祭事。由貴大御饌、奉幣の儀が行い、両宮に続き、別宮、摂社、末社、所管社でも25日まで祭事が行う。
大祓:大祭の前月末日に、神宮神職・楽師を祓い清める行事が行われる。6月の大祓は夏越の祓いといい、大きな矛の輪をくぐり、厄を祓う。
 
7月【文月】
お白石持行事:新宮の御敷地(みしきち)に敷き詰める「お白石」を伊勢の市民をはじめ、全国の遷宮奉賛会(せんぐうほうさんかい)の会員の人々が奉献(ほうけん)する盛大な行事。
神宮奉納花火大会:伊勢市など主催する神宮奉納花火大会。約9千発の花火が神都の夜空を彩り、夏の風物詩にもなっている。
瀧原宮の御祭:内宮別宮。瀧原宮の夏祭が地元の人の参加で行われる。古くから皇大神宮の遥宮と称せられて貴ばれてきた瀧原宮では、多くの人々で賑わう。
御塩浜採鹹作業:神宮の御塩浜で、土用の炎暑の中、鹹水(凝縮された海水)を採集。8月にはこれを煮つめて荒塩をつくり、3月・12月には堅塩に焼き固める。お供えの御料や神事のお清めに使われる。
お水汲み:五十鈴川の水を汲み、内宮神域の滝祭神にお供えしてから、家の神棚にお祭りし、無病息災を祈る。
 
8月【葉月】
八朔参り:早朝から地元の人が外宮・内宮にお参りし、五穀豊穣や無病息災を祈る。夏の土用期間の一日ということで、五十鈴川のお水汲みも行われる。
ゆかたで千人お参り:外宮にぎわい会議主催。参道をライトアップし、浴衣姿で外宮に夜間参拝ができる。外宮内・月夜見宮で、二見の塩や浴衣などの無料配布も。
風日の祈祭:風雨を掌られると伝えられご祭神、「風日祈宮」に御弊を奉り、五穀の豊穣を願って、災害がないように風雨の順調をお祈りする。
荒塩づくり:御塩の奉製のため、夏の土用に採集した戯水を鹹水(凝縮海水)を御塩殿神社域内の御塩焼所の平釜(口径2m・深さ約15cm)で煮つめる作業が行われる。
 
9月【長月】
御戸祭:御正殿の御扉を造りまつる祭。
御船代奉納式:御神体をお鎮めする御船代を刻みまつり御正殿に奉納する式。
洗清:竣工した新宮すべてを洗い清める式。
心御柱奉建:御正殿中央の床下の心御柱奉建する神秘的な行事。
杵築祭:神殿の御柱の根元を固める祭。
抜補祭: 神嘗祭付属のお祭り。神田にて、神嘗祭に奉るご料米の御稲穂を抜きまつるお祭り。
秋季皇霊祭遥拝:秋分の日と同様、皇居の皇霊で皇祖皇宗をお祭りになるに際して、神宮でも遥拝式を行う。
10月【神無月】
後鎮祭:新宮の竣工をよろこび、平安に守護あらんことを大宮地に坐(ま)す神に祈る祭。
御装束神宝読合:新調された 御装束神宝を新宮に納めるにあたり照合する式。
川原大祓:御装束神宝をはじめ遷御に奉仕する祭主以下を川原の祓所で祓い清める式。
御飾:調達された御装束で神殿を装飾し、遷御のご準備をする式。
遷御:御神体を新宮に遷しまつる祭。天皇陛下が斎行の月日をお定めになる。
大御饌:遷御の翌日、新宮で初めての大御饌を奉る祭。
奉幣;遷御の翌日、新宮の大御前に勅使が幣帛を奉奠される。
古物渡:遷御の翌日、古殿に奉納してあった神宝類を新宮に移しまつる式。
御神楽御饌:遷御の翌日の夕、御神楽に先だち、大御饌を奉る祭。
御酒殿祭:15日〜25日に行われる神嘗祭の御料酒醸造の成功を祈る。
御塩殿祭:年中の諸祭典にお供えする御塩が、うるわしく奉整されるようにお祈りし、また塩業者の守護を合わせてお祈りする。
神御衣祭:天照大神の衣替えのお祭り。皇大神宮と荒祭宮に和妙(絹)、荒妙(麻)の2種の神御衣を奉る。冬の神御衣を奉る。
神嘗祭:神宮のお正月で由緒深い祭事。その年の新穀を神様にお供えし、感謝を捧げる。外宮と内宮で由貴大御饌(夜のお祭り)と奉幣の儀、御神楽が行われる。
瀧原宮秋の御祭:古くから皇大神宮の遥宮と称せられて貴ばれてきた瀧原宮では、地元民の参加のもとに秋祭りが盛大に行われ、多くの人々で賑わう。
 
11月【霜月】
倭姫宮秋の例大祭:内宮の別宮、倭姫宮御杖代奉賛会により、5月5日と同様のお祭りが行われ、神様に感謝が捧げられる。
新嘗祭:新穀を天皇陛下御自ら神々に奉られ、また御自らもお召しあがりになる大儀が宮中で行われるに際して、伊勢神宮に勅使が使わされ、大御饌、奉幣の儀が行われる。
新穀感謝祭:伊勢神宮崇敬会の主催。全国の神宮崇敬者が新穀を内宮神楽殿に奉納して感謝の大々神楽を奉納。引き続き、神宮会館において農事功労者の顕彰式が行われる。
 
12月【師走】
御酒殿祭:12月の月次祭の御料酒がうるわしく醸造されることを祈る。
月次祭:神嘗祭、6月の月次祭とともに三節祭のひとつ。神様に特別なお食事をお供えする由貴大御饌は、厳寒期の夜祭りとなる。昼には天皇のお使いが絹などの織物をお供えする奉幣の儀が行われる。両宮に続き、神宮の全ての神社で25日まで祭事が行われる。
冬至参り:宇治橋の大鳥居お真ん中から朝日が昇り、ご来光を拝む人が集まる。宇治橋前では参拝者のために、いとこ煮などのふるまいも行われる。
天長祭:天皇のお誕生日をお祝いし申し上げるお祭りが行われます。国民の祝祭日ともなっているこの日は、皇居において一般参賀が行われている。
大祓:6月の大祓同様、歳末にあたり、神宮神職を始め、全職員を祓い清める行事が行われる。