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2013年01月01日 担当:suidousetubiadmin

お釜(噴火口)
●蔵王馬の背と五色岳の中間、1,600mにある円形火口湖。水深25m。お釜は、蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあります。
外輪山の尾根をたどると北側が「ロバの耳岩」辺りから西側の「馬の背」を経て南側の「刈田岳」(標高 1,758m)に至るラテン文字の「C」、あるいは、馬蹄形になっている。この外輪山の内側に標高1,674mの「五色岳」という中央火山口があり、同岳の西側中腹に直径約400mの爆裂火口がある。この火口の底に水が溜まってできた火口湖が「御釜」です。
刈田岳頂上には「蔵王連峰」の名称の由来となった「刈田嶺神社(奥宮)」があるが、特に同神社周辺から見ると御釜は、外輪山の「馬の背」と爆裂火口によってえぐられた中央火口丘の「五色岳」とによってぐるりと周囲を囲まれているように見え、水を入れた釜に例えることが出来る。また、御釜の湖水は、火山活動によって度々沸騰している。御釜という名称のはっきりした由来は不明だが、このような周囲の地形、あるいは、火山活動による水温上昇や水蒸気爆発との関係で語られることがあるようです。
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●五色に変化するので五色沼ともいう酸性湖。
水は常に淡い緑色に濁り、その色調は季節によって様々である。水質は、ph=3.5の酸性であり、生物は生息していないようです。
御釜は、濁川と言う河川の源流である。東に向けて流れ出ており、遠刈田温泉の手前で澄川と合流して松川と名を変え、さらに白石川、阿武隈川を経て太平洋に注ぐ。激しい噴火活動があると、この川に沿って泥流が流れる傾向があります。
 
かみのやま温泉
●かみのみや温泉は、山形県上山市にある温泉です。温泉街は湯町、新湯、十日町、河崎、高松、葉山、金瓶の7地区から構成されている。そのため、各地区をそれぞれ個々の温泉とみなし、しばし上山温泉郷とも表現されているそうです。
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写真は観光の途中に宿泊した旅館の写真です。(有馬館 様)今回は年末から年始にかけて宿泊したのでこちらで除夜の鐘を聞きながら年を越しました。
展望露天風呂とても景色がよくリラックスして入浴させて頂きました。
【かみのやま温泉の由来】
別名「鶴脛の湯」
かみのやま温泉は、別名「鶴脛の湯」と呼ばれ、長禄2年(1458)、肥前の国(現在の佐賀県)の月秀という旅の僧が、沼地に湧く湯に一羽の鶴が脛を浸し、傷が癒えて飛び去る姿を見かけたのがはじまりといわれています。湯町にある「鶴の休石」は、その鶴が休んだ石だとか。そこが、かみのやま温泉発祥の地とされています。市内には地区ごとに、湯町、十日町、新湯、高松、葉山、河崎、金瓶など数多くの温泉があり、これらを総称して「かみのやま温泉」と呼んでいます。新湯、湯町の界隈は城下町として栄え、いたるところに往時の面影を残す蔵や屋敷が佇んでいます。
一方、高松、葉山は、まちなかを離れた静かな高台にあり、蔵王連邦を一望できる抜群のロケーション。また神社やお寺も点在しています。
【泉質】
ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(含石膏ー食塩泉)(低張性弱アルカリ性高温泉)効能美肌、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、婦人病、冷え性、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、病後回復期、疲労回復、健康増進など
【泉温】
66.2℃
 
【武家屋敷】
上山城(月岡城)が天文4年(1535年)に築かれると、その西・北部一帯は武家屋敷となり、この仲丁通りには、藩の要職にあった家臣が居住していました。 現存している4軒(森本家、三輪家、山田家、旧曽我部家)は、茅葺屋根、鉤型の曲屋で、玄関と通用口とを別にする武家中門造りの建築様式です。4軒とも内外装の改築も少なく、武家屋敷として往昔の佇まいを見せ、当時をしのばせている。(4軒とも市の有形文化財に指定されています。)
住所:山形県上山市河崎1-1-10
000063a
 
 
【楢下宿】
宮城県七ヶ宿から金山峠を越え、上山にぬける羽州街道の宿場町が楢下宿です。昔の街道の面影を伝え、平成7年には建設省の「歴史国道」に指定されました。江戸時代ここを宿場として参勤交代を行った藩は、新庄藩・庄内藩・秋田佐竹藩・津軽藩など奥州の13藩に及び宿場町として繁栄を偲ばせます。今でもこの地域には「庄内屋」「秋田屋」と昔ながらの屋号で呼ぶ習慣が残っています。  集落の真ん中を流れる金山川には、明治13年、最先端技術を駆使して石造りの珍しい眼鏡橋がかけられ、落ち着いた情緒をかもし出してします。  楢下宿で脇本陣を務めた旧丹野家住宅(滝沢屋)は移築復元され資料館として往時の姿を伝えています。平成7年、県の有形文化財に指定されました。
住所:山形県上山市楢下
_K1H0236